こんにちは。王子駅を出てすぐのアール歯科クリニック王子駅前です。
全国的に例年より桜の開花が遅い2024年の春ですが、東京でも桜の開花が遅く、
久しぶりに4月の桜を眺めることができそうです。
歯科医院で定期検診を受けている日本人は半分以下！？
日本歯科医師会が2022年に行った調査では、歯科医院で定期的に検診を受けている方は47.4％と半数以下の数字でした。
歯の健康に対する意識は年々高まっているようなのですが、なぜ歯のチェックを受ける方が少ないのでしょうか？
検診を受けない理由第1位は「費用」
歯科検診から足が遠のく理由を探ってみると、1番多かった意見は「費用」でした。
初診か再診かにもよりますが、歯科検診の料金は保険適用でおおむね3000円～5000円ほど。
お口の健康のためとはいえ「受けたい」という気持ちにブレーキがかかってしまうことも。
予定通り2025年の国民歯科健診制度が実施された暁には歯科健診が義務されますが、
その費用は一部・もしくは全部を国や企業が負担すると考えられています。
保険適用とはいえ決して安くない検診費用、費用がクリアされれば歯のチェックを受ける人はグンと増えそうですね。
不便さを感じる理由
それでは次に多かった、日本人が歯科検診を利用しずらいと思う部分について見てみたいと思います。
かかりつけ歯科医院以外でも検診を受けられるようになってほしい
職場や学校でも歯科検診を受けられるようにしてほしい
休日に受診できるようにしてほしいなど
確かにかかりつけの歯医者さん以外で検診を受けられる場所って少ないですよね。
自治体の休日診療所もありますが、あくまで一時的な応急処置として利用する場合が多いと思います。
回答にあるように国や自治体、企業が協力して職場や施設で歯科検診が受けられるようになると、歯の検診が広く定着しそうですね。
東京都北区では無料で歯科検診を受けられる制度が充実しています
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、北区では無料でお口の健康をチェックできる健診があります。お手元に受診票が届いた対象の方は是非、積極的に利用していただけると嬉しいです♪
歯周病検診
対象年齢：30・35・40・45・50・55・60・65・70（歳）の方
30歳以上の方は歯科検診が無料になります。
北区から歯科検診受診票が届いたら対象の歯科医院をご予約ください。
5歳刻みではありますが、30歳からのスタートで幅広い方に歯の検診を受けていただける機会があります。
口腔機能維持向上健診
対象年齢：75・77・79・80・81歳 ※83歳～は2歳刻み
こちらは75歳以降の方が受けられる1歳または2歳刻みの健診です。
検診から健診になり、歯科疾患に加えてお口全体の健康をチェックすることができます。
お口の健康は全身の健康寿命にも大きく関係していますので積極的な利用をおすすめいたします。
妊産婦歯科健診
対象者：北区にお住いで母子手帳の交付を受けた方
対象期間：妊娠中から出産後1年未満の間に1回無料
むし歯菌は身近な大人から赤ちゃんへと伝染すること、そして妊娠中はホルモンバランスの影響でむし歯や歯周病にかかりやすくなることが分かっています。
特に歯周病はが悪化すると早産のリスクを高めるので注意が必要です。
つわりが落ち着いた頃に一度歯科健診を検討してみましょう。
イクメン歯科健診（歯科医師会の事業）
対象者：北区にお住いの妊産婦の配偶者
対象期間：妊娠中または出産後１年未満（お子様の１歳の誕生日前日まで）の間に１回
むし歯の親子感染を予防するためにはママ・パパ揃って歯科検診が受けることが理想的ですが、
現在のところパパを対象とした歯科検診はあまり実施されていません。
そこで東京都北区歯科医師会はパパの歯科検診を応援すべく独自で配偶者の歯科健診を行っています。
区の健診とは実施機関が異なりますが、アール歯科王子駅前クリニックは北区歯科医師会会員ですので安心してご予約ください。
アール歯科王子駅前クリニックは、東京都北区歯科健診の実施医療機関です。
JR王子駅前からすぐ、東京さくらトラム王子駅前駅近くのアール歯科王子駅前クリニックでは全ての北区歯科検診・健診を受けることが可能です。お気軽にご相談ください。
参考資料：歯科医療に関する一般生活者意識調査（公益社団法人日本歯科医師会）
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