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王子駅から徒歩1分、アール歯科王子駅前クリニックです。
王子駅前のシンボルといえば飛鳥山公園が頭に浮かびますよね。
公園内にある「飛鳥の小径」は、6月を迎え1300株を超える紫陽花が350mに渡って咲き誇り、曇天の日も私たちの心を和ませてくれました✨
2023年3月には飛鳥山公園の魅力向上事業「shibusawa hat れすとらん＆展望ひろば」がオープン。
お子さま連れでも一日中気兼ねなく過ごせるお出かけスポットとして生まれ変わり、老若男女の人気を集めて、賑わっています😊
飛鳥山公園リニューアルをはじめ、子育て目線の町づくりに力を注いでいる北区ですが、今回はそんな北区の乳幼児歯科健診についてお話したいと思います。
乳幼児健診に始めて“歯”の検診が登場する「1歳6ヶ月健診」。
生まれて初めて歯のチェックをする赤ちゃんも多く、むし歯がないか？噛み合わせに異常はないか？泣いたらどうしよう！など保護者の方もドキドキの健診ではないでしょうか。
★なぜ1歳6ヶ月なの？
私は、この「1歳半」という節目で歯科検診を実施することに、1つの大きな意味があると考えています。
1歳6ヶ月頃～2歳7ヶ月頃の１年間は、むし歯菌（ミュータンスレンサ球菌）の感染リスクが高まる「感染の窓」が開く時期という説があります。
「感染の窓」を提唱し、1993年に発表されたCaufieldらの論文によると、生後19〜31か月の間にミュータンスレンサ球菌に感染しなかった子どもは、その後もミュータンスレンサ球菌への感染リスクが少ないと指摘されています。
感染の窓は、むし歯菌が人から人へうつる「むし歯＝感染症」という考え方で、赤ちゃんをむし歯菌に感染させない予防法を推奨していますが、飛沫感染を完全に防ぐのはとても大変ですし、「むし歯の原因は全て菌」と言い切ることもできないのです。
とはいっても、リスクが大きくなることが分かっている1歳6ヶ月頃を見過ごさず、乳幼児歯科検診を行うことで、保護者の方も安心できますし、最新の予防知識やデンタルケア法を取り入れて、今後に備えることができますよね。
乳幼児歯科検診では、むし歯チェックに加え、フッ化物入り歯磨き剤の選び方・食生活アドバイスなど、お口や歯にまつわるお話を丁寧にしてくれますので、しっかりと情報をインプットして、ホームケアに役立てていただきたいなと思います。
お子さまが歯みがきを嫌がり、親子で毎日ストレスを感じてい
るという方は、お子さまの将来のために今回ご紹介する３つの方法を実践してみてください。
・フッ素入り歯磨剤を使う(*1)
フッ素には「歯質の強化」「酸の産生を抑える」「再石灰化を促す」などのむし歯予防効果があります。
歯ブラシにフッ素入り歯磨剤を適応量(*2)つけて歯の表面全体に行き渡らせるように動かし、少量の水でお口をすすぎます。
歯みがき後の飲食は1～2時間控えてみてください。
これだけでも再石灰化が促進されて、むし歯になりにくくなると思います。
(*1) 2歳までは900～1,000ppmF
(*2) 2歳までの使用量：1mm～2mm程度（米粒程度）
・どんなに嫌がられても上の前歯と奥歯は必ず磨く。
1歳～2歳が特にむし歯になりやすい上の前歯2本と、奥歯4本（※全て生えてる場合）の計6本だけでもがんばって磨いてみましょう。歯磨きの時間が短縮するのでお子さまのイヤイヤが減るかもしれません。6本みがきに慣れてきたら、少しずつ磨く歯を増やし、全部の歯を磨くようにしましょう。
・砂糖がたくさん入った食べ物・飲みものを避ける
お砂糖をできるだけ控えることでもむし歯予防効果があります。
幼児食にステップアップして、甘い飲み物やお菓子を食べる機会が徐々に増える頃です。おやつには、おにぎり・バナナ・ほしいも・ゼリー・ヨーグルトなど、
砂糖が少なく歯にくっつきにくいものを選びましょう。飲み物も、水や麦茶や牛乳を選び、乳酸菌飲料はしっかり歯みがきができるようになるまで控えましょう。
アール歯科王子駅前クリニックの歯科医師も北区の乳幼児歯科検診を担当しております。
分からないことやお悩みがありましたらお気軽に声をかけていただけるとうれしいです。
また、アール歯科王子駅前クリニックでは、お子さまのフッ素塗布や歯みがき指導など、お子さま向けの予防医療を行っています。
お子さまの歯のお悩みやご相談などございましたらお気軽にお話しください！アール歯科王子駅前クリニックの小児歯科についてはホームページをご覧ください✨